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宮崎駿監督の『風立ちぬ』
長編アニメ映画賞にノミネートされていましたが
残念ながら今回は受賞を逃した。
受賞作品はディズニーの『アナと雪の女王』でした。
『アナと雪の女王』は大ヒット作で興行収入も半端なかったわけで
もともと本命でした。
このモンスター級の作品を前にしては、相手が悪かったとしかいいようがないですね。
まぁ『風立ちぬ』に逆転の目はほとんどなかった中での結果ですから
潔く『アナと雪の女王』に拍手を送りたいです。
でも、アメリカから見ればゼロ戦を取り上げてる『風立ちぬ』を
ここまで懐に入れてしまうところに余裕というかスゴサを感じます。
中国や韓国だったらこうはいかないでしょうね。
⇒ 風立ちぬ サウンドトラック
ちなみにアメリカでの『風立ちぬ』の評価は?
L.A.タイムスは文化面のトップで取り上げました。
見出しは「すばらしい最後の飛行」
評価は、「とても美しく、とても特異である」
「巨匠ならではの卓越した作品であるだけに、
これが最後であるというのがあまりにも残念」と高く評価されました。
USA Today紙も絶賛。
「これまでの宮崎作品よりもリアリティに基づいているので、
ファンタジーの要素を求めるファンはがっかりするかもしれない」
「ジローは戦争に使われた飛行機を作った人だが、
戦士ではなく、ロマンチストであり、エンジニア。
この映画は、そんな人物をビジュアルな形で描くポエトリーだ」と評価。
「Entertainment Weekly」誌の評価も、A-。
「New York Daily News」だけが5つが最高のうちの3つ星にとどまったけど
「大人向けの映画であるという点で大きな意義がある」とコメントしており
ただしい評価がなだれているように思います。
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